Panorama
山梨県甲府市の設計事務所:道村設計。私たちは建築のデザインに於いて、自然環境における新しい価値の創造と、有機的建築の形成を志として、建築設計の活動に取り組んでいます。

施行事例

(社)八ヶ岳名水会活動支援センター春の陽

設計にあたり利用者側が恵まれた風景を共有でき風景が織り成す一日一日の変化や季節の移り変わりを感じられるようにしたいと考えました。

そして『空間』の豊かさとは、様式や華美的な高級感ではなく室空間としての質の高い基本性能と、利用者側の自由な感性によって構成された空間の快適性に在ると考え表現を構成しました。

又、気持ちの良い空間で美しい風景を通して常に自然と接する中で利用者側がやさしく接する事が出来る事を想像し、利用者独自のライフスタイルが鮮明に浮かびあがってくる事、その中で見つかる発見や環境の変化がもたらす多様性がこの建物において快適性につながる事を考えました。

1階全体への冬季時の陽光を積極的に採り入れる事を考え、南側2階の外廊下部分に於ける軒裏天井部分を斜めにテーバーをとり、又、開口窓事体を高い位置に計画し、工夫する事により1階の窓より遮る事無く、大空を眺めることが可能になり、ここで陽光と眺望による自然と融合した室空間を確保することが出来ました。

1階及び2階の桟敷スペースを和室に計画しました。

この和室を計画する事によりくつろぎの場であり、学習する場でもあるといった、日常の様々なところで『自由』という快適性を獲得する要目となりました。

2階には暖炉があり、暖炉の自然の焚き火を囲みながらの生活行為があり、暖炉によって緩やかに空間を分節しながらライフスタイルの変化を許容できる空間として表現しました。